「ふたりNote」

真新しい Tシャツの 丸く開いた首から
見上げた空 青い風が 手招きしている
削りかけた 鉛筆を 机に置いたまま
羽のついた 靴を履いて 表に出よう

そうね 行き先なら どこでもいい 風の吹くままに
あなたと二人でいたいだけ
なのに あなたってば 雲眺めて 目を細めるだけ
繋いだ手 離さないで

あなたはそう 今日もまた 画面とにらめっこ
あたしなら いつだって 笑わせてあげるのに
珈琲にする? 紅茶がいい? 今の気分はどう?
返事代わり 眉をピクリ お任せメニューね

なのに 近づいたら 慌てたように 片付け始める
危険予知が冴えているのね
でもね つまずいたり ひっかけたり 悪気はないのよ
近くにいたいだけ

月の夜に 星並べて おはじきするように 時間さえ覚えず流れ
そうね いつの間にか アレとコレとソレで 通じ合えるから
繋いだ手離さないで

ずっと 二人でいたいだけ

Music & Lirycs by Kohei Muto

「ふたりNote」

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